目的オンラインへの移行により、グローバル化の加速する中で、各人がさらなるオーナーシップを持ちながら、今までよりも人間力、信頼力を発揮し、協働する働き方に変えていきたい

大きな環境変化に適応し、ミッションを実現する組織であり続けるためには、社員一人ひとりが自律し、人間力を向上させることが急務。「7つの習慣(R)」研修が最適でした。

対象者層
  • 一般層
  • 中堅層
  • 管理者層

COMPANY

ジョンソン・マッセイ・ジャパン合同会社

業種
製造・開発業
企業規模
100~500人

ジョンソン・マッセイ様は、1817年に英国で設立され、現在世界の30ヶ国以上で事業展開されています。日本においては、1993年に事業を開始、栃木県さくら市の喜連川テクニカルセンターが技術開発の中心を担っています。主な事業分野はClean Air事業部門(移動・固定媒体からの排出ガス浄化用触媒)の技術開発から生産、販売です。人類と地球保護という観点から社会に貢献し、お客様に信頼される最高品質の製品・サービスを提供できる、信頼あるパートナーであり続けるために、従業員とその家族との絆を強め活力に満ちた働きがいのある企業を目指されています。

この事例のポイント

プロアクティブに、各人がオーナーシップを持ち、協働する働き方に変わっていくためには、個人の意識変革が必須だった。

さらなるグローバル化、デジタル化が進む環境において、各人が「主体性」「自律性」を持ちながらも、協働する働き方に変わっていくためには、個人の意識変革が非常に重要で大事になります。そこで、専門性や技術力以外の部分、すなわち「人間力、信頼力を上げること」「関わっている組織のメンバーが共通のミッションを共有すること」「共通言語と認識を持つこと」が必要と考えました。

私たちの企業バリューである「自己責任」と「協働」「革新」と「成長」を目指す組織であるためにどうあるべきか?」「人や組織を動かすために人間性を磨くことの大事さ」を研修で気づいてもらったことが大きな成果

まずは、「社内に共通言語ができたこと」そして「ものの考え方が統一できたこと」が効果として実感しています。さらには「人を動かすために人間性を磨くことの大事さ」を研修の中で気づいてもらったことが大きな成果ではないでしょうか。

研修での「学び」を実務から積極的に実践し、浸透してきている様子が見えてきました

最初の導入は、部門のトップから行い、既に全体の20%近くの社員が受講しています。どの受講者の方も、研修終了直後は、くたくたになりながらも良いインプットが得られたことで、モチベーションも高い状態です。お互いに「研修」で学んだ言葉を使って対話をしたり、自身の組織で「学び」や「気づき」を実践しているようです。オンラインでの講義やワークショップを駆使していただいていますが、参加者からは、さらなる組織内での浸透・定着のため、実施継続の要望を受けています。

INTERVIEW

インタビューにあたって

編集部より

今回インタビューにお答えいただいた、人事総務部 ディレクター 関様は、人事戦略の立案や実施の中核を担っていらっしゃいます。社員一人ひとりが多様性を重んじられる「人間力」を持つこと、そして、自律的なグローバル人財に育てたいという強い志をお持ちです。

そのために必要な「学びの機会」を継続的に提供し続ける取り組みをされています。個人の力を底上げする学びの機会のひとつとして、弊社の「7つの習慣(R)」研修をご導入いただきました。

「7つの習慣(R)」を人財育成・組織づくりに活用され、どんな感想や効果を実感されたのか、インタビューいたしました!

各人がオーナーシップを持ち、自ら働きかけ、チーム力を駆使した働き方を実現していくためには、個人の意識変革が必須だった。

ー導入される前の人材育成・組織作りの課題、導入のきっかけをお教えください。

関様

人財育成の基礎を築くために、まずは、3年で、全体において「個人の力」の更なる底上げを目標としていました。そのため「技術部門のマネジャーの育成」「組織文化の構築」からスタートしました。

その次のチャレンジは、どうすればそのミドルマネージャー層の社員が、部下との意思疎通がきちんと図れるようになるかということ。そして、ミドルマネージャーそれぞれがミッションに対しての「主体性」や「自律性」などのオーナーシップを高められるかでした。

その中でもとくに、ミドルマネージャー層からの「目標設定」や「優先順位付け」「納得できる評価とフィードバックの提供」が課題となっていたのです。

昨年度はとくに新型コロナの影響で、オンラインでのコミュニケーションが進み、より一層上司と部下との人間性、信頼が求められることになりました。弊社の多くの技術者は卓越した技術力を有しています。ですが、大きな環境変化の中で、技術力だけでマネジメントすることは難しいという壁にぶつかる者も多くいました。やはり、新型コロナの影響下で、オンラインであっても上司・部下間の適切な意思疎通とモチベーションを維持していくことは、大きな課題となりました。さらにグローバル化が進むことにより、自身に求められている役割・意義、リソースの配分や優先順位付けに苦戦している者もいるようでした。

これまでの組織体制やコミュニケーションの取り方などの環境が変化し、各人が「主体性」「自律性」を持ちながらも、協働する働き方に変わっていくためには、個人の意識変革が非常に重要で大事になります。そこで、技術力以外の部分「人間性、信頼性を上げること」「関わっている組織のメンバーが共通のミッションを共有すること」「共通言語と認識を持つこと」が必要と考えました。

そのような中、まずはパラダイムシフトの必要性を理解し、自身の課題解決に取り組んでもらうことに優先順位を置き、「7つの習慣(R)」研修が合うのではないか、ということで導入を決めました。まずは上層部から、チームリーダーまで、全員が受講するという仕組みを作り、FCEさんにお願いしました。

「どうすれば、組織や人は動くのか?」「人間性を磨くことの大事さ」を研修で気づいてもらったことが大きな成果

ー実際に「7つの習慣(R)」研修をご導入され、課題に対する変化や効果、感想をお教えください。

関様

まずは、「社内に共通言語ができたこと」そして「ものの考え方が統一できたこと」を効果として実感しています。さらには「人は動かすには、技術力さえあれば良いのか?」そして「なぜ、人間力を磨くことが大切なのか?」を研修の中で気づいてもらったことが大きな成果ではないでしょうか。

研修の参加者の中には、次の階層や世代に「ぜひ、受講してほしい研修」として案内してくれている者もいて、そんなふうにオススメすることも、変化の表れかと思われます。

研修での「学び」を実務から積極的に実践し、浸透してきている様子が見えてきました。

ー実際に「7つの習慣(R)」研修を受講された社員の方々の変化や感想などをお教えください。

関様

最初の導入は、部門のトップから行いました。どの受講者の方も、研修終了直後は、くたくたになりながらも良いインプットが得られたことで、モチベーションも高い状態です。自分の組織で「学び」や「気づき」を実践していくことについて、高いコミットメントを示しています。

あるマネジャーの例ですが、自身のメールの署名欄に「7つの習慣(R)」研修から学んだキーワードを追加し始めました。話しを聞いてみると、いつも「7つの習慣(R)」を意識した行動をとるように、署名欄に入れたとのことです。実践するために行動したことが嬉しいですね。

また、部内会議の中ですが、必ずその行動や考え方が「どの習慣にあたることなのか」について触れながら進め、浸透を図っているようですね。実務で繰り返し、キーワードと概念に触れ「7つの習慣(R)」を自ら実践することで、チームのミッションも浸透しているようです。

さらに、あるマネジャーの部下が「7つの習慣(R)」研修を受講したのですが、するとその部下が「マネジャーの言っていたことは、このことだったんですね」と研修の意味と趣旨を理解できたようで、腑に落ちるのがとても早かったように思います。

3月末に、新年度に向けたマネジャーのキックオフ会議を実施しました。その時に、昨年作成したミッションステートメントを振り返り「できたこと」「できなかったこと」を受講者同士で共有する機会を持つことにしました。これによって、自身のミッションステートメントの再調整と、新たなコミットメントを確保する機会になっていたように思います。

さらに、そのキックオフ会議で、あるマネジャーと立ち話ではありましたが、「社内ミーティングに出ると感じるのですが、確実に『7つの習慣』が浸透してきていますね。仕事もしやすくなってきていますよ」というフィードバックをいただきました。職場で社員の行動変容が確実に成果として表れてきていることが分かるように思います。

「7つの習慣(R)」が社内に広がり、自分のパーソナルブランド・オーナーシップを持ち、自律的に活躍できる社員が増えてほしい

ー今後、実現していきたいことを教えてください。

関様

これからも、「7つの習慣(R)」が社内に広がり、自分自身のミッションを確立し、それぞれがパーソナルブランドを持ってほしいと思っています。そして、それぞれがオーナーシップを発揮し、自律的にかつ、チーム力を活かした活躍ができる社員が増えていくことを望んでいます。

弊社のビジョンは、地球環境と人類の保護に資する製品の開発と製造に携わり、よりクリーンで健康的な世界の実現を目指すことです。

弊社は、継続して学習し成長し続ける「創り手集団」であり続けることを志としています。そして、温かな雰囲気の中でも、誠意をもって、協働することで、革新的な技術の創造を目指しているところです。

今後、更なるグローバルスタンダード化や技術革新、デジタル化が進む中で、誰もがリーダー、あるいはロールモデルとなることを支援していきたいと思っています。その上で、効果的に個人やチームを動かし、自発的に、自律的に安全に行動できる自信を身に着け、弊社のビジョンを実現し続ける組織として成長することを期待しています。

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