これまでずっとやってきた業務に関しての仕事ぶりは評価できる。
ただ、周りも世の中も進化し、会社も成長する中で、同じ業務範囲だけでなく、更なる成長をしてほしい、新しい領域にも挑戦してほしい!
そんな風に期待を伝えても、なかなか新しいことへの挑戦ができない人っていますよね。
そんな人に、挑戦するエリアに一歩足を踏み出していただくにはどうしたらいいのか?マネジメントする側としてどんなサポートができるのか?
というお悩みをいただいたので、今日はそのヒントをお伝えしようと思います。
挑戦しない理由とは?
では、なかなか成長や挑戦しない方はどんな状態なのか?ということを、「7つの習慣(R)」の中から「影響の輪」と「関心の輪」で説明します。
影響の輪とは…自分が直接影響を与えることができる領域のことを指します。
関心の輪とは…自分が直接影響を与えることができない興味関心の領域のことです。
影響の輪は、関心の輪よりも大きくなることはないといわれています。
なかなか挑戦できない人というのは、この「関心の輪」が狭い可能性があります。
例えば、「自分の手元の業務だけを見ていて、それ以外のことに興味関心を持っていない」というように、興味関心がある領域がすごく狭いと、その狭い関心の範囲の中で、自分ができる「影響の輪」はさらに狭くなり、結果、できる範囲のことだけ、これまでと同じようにやることになってしまっている。
そうなると、当然ですが、新たに挑戦することも思いつかず、挑戦できてない、という状態になりますよね。
もし、新しい挑戦をしてほしいと思うなら、興味関心を持っている領域を広げることが「鍵」といえるのです。
そのためにマネジメントする側からどんなサポートができるのか?というと…
それは「関心の輪を広げる機会をつくる」ということなのではないでしょうか。
関心の輪を広げる機会をつくることが「鍵」
やはり、興味関心の領域というのは、新しい情報を取り入れることで広がります。
まずは、その機会を社内で作り出すことができますよね。
例えば…
・部署横断のプロジェクトをする
・他部署との交流ランチ会をする
などなど…
さらに手軽なところで行くと、「席替え」「フロア替え」なんかも効果がありそうですね!
普段から接する人や情報が少し変化するだけでも、興味関心の領域を広げる手助けになります。
会社の取り組みや制度、環境で「関心の輪を広げる機会をつくる」というサポートから始めてみてはいかがでしょうか。
以上、松村でした!