• 7つの習慣®
  • 2022.06.16

オンラインでもオフラインでも「気持ち」を伝える

  • リーダーシップ

こんにちは、「7つの習慣(R)」研修ファシリテーターの松村です。

この記事では、「自走するチーム作り」シリーズとしてお客様からよく頂くお悩みに対して、ヒントになる情報を発信しています。

今回は、以外に苦手という方が多い「褒める」についてお伝えできればと思います。

【目次】

弊社の7つの習慣(R)研修では、「ストローク」という内容についてお伝えしていますが、「リモートワークになって、部下を褒めるのが難しい…」と、ご相談を受けることが多いです。

褒めるのが苦手で…

「ストローク」とは「人が他者に与える表情・注意・反応・言葉などの他者との関わり」のことです。

「褒める」は、ストロークの中でも、「プラスのストローク」として心の栄養として貯まっていくと言われています。

実は、褒めるのが苦手とおっしゃる方でも、これまでプラスのストロークをしていなかったかといわれるとそうではなくて。

いろいろな方法でストロークをしていたんですよね。

たとえば、飲みに誘って、腹を割って話すとか、タバコ吸いながら雑談するだけでもプラスのストロークでしたよね。

落ち込んでいるメンバーの肩に「ポン」と手を置いて励ますだけでも、プラスのストロークになっていたかもしれません。

ちょっとした「頷き」や「目線」「存在」「空気感」だけでも、ストロークになっていました。

ですが、リモートワークになり、なかなかお酒の席にも誘えないし、タバコを吸う人も減るし、誰かと同じ空間にいることも少なくなってきました。

ストレートな表現以外でのコミュニケーションがどんどん通用しなくなって…

そうすると、「褒めるのが難しい」「ストレートに褒めるのは照れる」と感じてしまうのかもしれません。

正面から褒めるには、トレーニング

正面からストレートに褒めるには、「トレーニングするしかない!」というのが正直なところです。

褒めることに慣れていないと、いざ褒めてみても…

「よかったよ」
「すごいね」
「頑張ってるね」

この3つの言葉のループになってしまう、なんてこともあるかもしれません。

リモートワーク上では、「雰囲気」とか「空気感」で伝えることが難しいので…

「言葉」や「表情」といった分かりやすい表現で伝えないといけないのですが…

「それって、じゃあどうすればいいの?」

と思われると思うので、そのあたりのヒントもお伝え出来れば…。

自分がどんなふうに感じているか

「褒める」を上達させていくには、「自分がどんなふうに感じているか」を伝えてあげることがポイントです。

「頑張ってるね」だけじゃなくて、「こういうところが頑張っていると感じるよ」とか、

「あの企画、良かったね」じゃなくて、「ああいう風に企画を出してくれてとても助かる」とか。

その方の素晴らしい企画に対して「助かった」のか「成長がうれしい」のか「今後に期待をしている」なのか…

「自分がどう思っているか」を添えるだけで、とても血が通った褒め言葉になります。

 

とはいえ、どうしても褒めるのが苦手で照れちゃう人は、まずは「ありがとう」という感謝の言葉を伝えるだけでも全然違います!

「この間の企画ありがとう」
「とても頑張ってくれていて感謝している」

というだけでもいいと思うんです。

褒めるのが苦手、という方は、ぜひ、お試しください!

松村でした!

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