INTERVIEW
終わりを思い描くことで、プロジェクトの全体像を把握できるようになった。そして細かな業務1つ1つの精度を上げる時間も創出できるようになった。
― 早速ですが研修の学びや気づきなど、率直な感想を教えてください。
受講者S様
― ご発表ありがとうございます!「終わりを思い描く」ことにより、ご自身の中での変化や、周囲の方から反応等はありましたか?
受講者S様
そうですね。タスクを細分化し業務に取り組むことで、各担当がどのように動けばいいのかが明確になり、具体的な指示が出しやすくなりました。
また各担当の方も「自分の不明点はここだ」とピンポイントで質問をくださり、業務への理解がより深まったと感じています。
人事部長
それまではどのように進めていて、その後どのように変わったのでしょうか?
受講者S様
今までは、正直色々なことがギリギリになってしまっていました。
携わっていた仕事はキャンペーンが多く、各施策に2か月くらい準備が必要です。ですので、「これをやって、次はあれだ…」と目の前の仕事をこなすことに集中していました。
でも今は事前に計画を立てることで、ブラッシュアップしたり、目的に沿うように「ここは直そう」と考える時間を設けることができています。
その結果、チームメンバーそれぞれがプロジェクトの全体像を把握することができ、全体に対して自分のタスクの細かい部分や不明な点も分かるようになりましたね。
相手が話していることを自分の中でかみ砕きながらキャッチする。するとなぜ自分がこのタスクをするのか、業務の「目的」が明確になった。
ーそれでは次の方お願いいたします。
受講者K様
私が7つの習慣(R)研修後に1番意識しているのは、第5の習慣「傾聴による共感」です。
研修後3週間メンバーとメールを送り合うチャレンジメール期間でもこの習慣を意識しました。相手が話していることを自分の中で噛み砕きながらキャッチし、真に相手が伝えたいことを理解できるように意識しています。
今はまだ配属前で、1か月ごとに様々な部署を回るジョブローテーションの最中です。1か月という限られた時間の中で、そのチームの方とコミュニケーションをとり、関係を深めていくことは非常に重要だと思っています。
受講者S様
共感による傾聴を意識したことで、何かポジティブなことや良かったなということはありましたか?
受講者K様
そうですね、1番はなぜ今このタスクを自分がやるのか、業務の「目的」を理解できるようになりました。
現在1か月ごとにチームが変わる中で、どうしてもそのチームの現状やなぜこの施策をやるのか等、すべて把握することはとても難しいです。
ですが、朝会やチームメンバーの方の話を聴いているうちに、「この業務はなぜやるのか」業務の目的や背景が理解できるようになりましたね。
受講者O様
業務で関わることは少ないのですが、Kさんと最近タイミングよく話せる機会がありました。
もともとコミュニケーション能力が高い方なので、話していて私も話しやすいなと感じています。最近会話できた際も「理解する」という姿勢で聞いてくださり、今振り返ると傾聴を意識されていたのだと思います。
スケジュールやタスクを明確にすることで、以前よりスムーズに仕事を進められる。仕事の幅も広がった。
受講者Y様
研修での気づきは研修の中でもお話があったように7つの習慣(R)の内容は当たり前のことだと思いました。当たり前だからこそ、どれだけ習慣にできるか、どれだけ積み上げることができるのかが重要だと感じました。
研修後の実践では、第3の習慣「最優先事項を優先する」に取り組みました。研修以前、私は業務がかなり忙しく、どうやって仕事を回していったらいいのだろう…と悩んでいました。
研修中に第3の習慣の話を聞いたときは、「これがまさに今の自分がやるべきこと、必要なことだ!」と思いました。
具体的に取り組んだことは、他人とのミーティング以外の自分のタスクに、優先順位を決めながらスケジュールに入れたことです。
例えば10つタスクがある中で、緊急度と重要度が高いものからこの2つにまずは取り組む、そして他のタス クはここでやろうみたいな。すると、1日のスケジュールが線で引けるくらい明確になり、仕事を進めやすくなりました。とてもよかったですね。
加えて、たとえ差し込みで別業務を頼まれても、「じゃあここ調整したらうまくいくな」という動きもとれるようになりました。
今後は、この習慣を継続することが大切だと思いますので、引き続き取り組んでいきます。
ーありがとうございます。「最優先事項を優先する」ことで、以前からこれが変化した、成長できたということは何かありますか?
受講者Y様
自分の仕事がスムーズに進むなという感覚はもちろんありますし、周囲の方も「あいつちゃんと仕事を進められているな」って思ってくださっていると感じます。
その結果、「これやります」と自分から積極的に案件を取りに行ったり、周囲の方から「これやってくれない?」と頼まれる機会も増えた気がします。自分の業務の幅が広がりました。
「これはチャンスだ!」と思い、社内イベント・プロジェクトに参加。主体的に行動してよかった。
受講者T様
僕は意識して良かったこと、これから挑戦していくことの2点についてお話します。
1点目の意識して良かったことは第1の習慣「主体的である」ことです。第1の習慣は全てのことにつながる基礎的な部分ですので、まずは第1の習慣を意識しようと決めました。意識したことで上手くいったことが2つあります。
1つ目は、10月に開催された社員総会で僕たち同期企画のリーダーを務めたことです。自分が出した企画が採用されたこともあり、「リーダーをやってみよう」 と決意しました。周囲の方の協力のおかげでとても楽しい企画に出来がりました。当日、会場で流した時には先輩方からお褒めの言葉もいただけて、とても嬉しかったです。
もう1点は、社内のwebサイト制作プロジェクトに参画したことです。マネージャーに「今度こういう機能を追加するからプロジェクトやってみない?」と声をかけていただき、技術的にも自分にできそうだと思い挑戦しました。一つの機能をデータの設計から実装までほとんど1人で担い、わからないことや壁に当たることもありました。色々な方にアシストしていただきながら無事進めることができました。
これから挑戦していきたいことは第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」ことです。1か月ごとに部署を回るメイン業務と、サブで担っていた社内プロジェクト、そして採用活動も手伝わせていただき、正直スケジュールがぱんぱんで管理がうまくできませんでした…。1日2時間しか作業時間がないという日もありました。時間管理ができていない、そもそも業務のゴールを思い描けていないと気が付きました。
今後は終わりを思い描きながら、時間をより有効に活用していきます。
受講者Y様
主体的に動こうと思っても、新しいことに挑戦するのは不安があると思います。
実際、これやってみよう!という時、どのように考えて行動に移しているのですか?
受講者T様
社内プロジェクトをやろうと思ったのは、 ちょうど7つの習慣(R)研修のすぐあとで、「これはチャンスだ!」と思い、チャレンジしました。
受講者Y様
ご自身の中でもともと持っているスタンスですか?
受講者T様
そうですね、自分の手の中におさまりそうなものは一度挑戦してみる。
一度やってみて難しかったら周囲の方に相談したりして、なんとかしてみようと思っています。
新しいことを始めるのが苦手だった。でも「とりあえずやってみる」ことにし、今まで挑戦してこなかった他部署のチューターにチャレンジ。
受講者O様
私は3点、7つの習慣(R)研修で共感できたこと、習慣として頑張って身につけようとしてみたこと、これから身につけたいことについてお話します。
まず共感できたことは、人はそれぞれの価値観「パラダイム」を持っていることです。
もともと意識していた自分の価値観が絶対ではない、周囲の方の価値観も尊重することも大切であるということが改めて重要だとわかりました。
色々な方に会うと、どうしても対立たり、意見が食い違うこともあります。納得はできなかったとしても、理解はできるようにしていきたいと思います。
次に研修後身につけようと思ったのは、第1の習慣「主体的である」ことです。私は、以前から新しいことを始めるのにハードルを感じていました。ただ、新しいことも何事も経験だと思い、「とりあえずやってみる」ことにしました。
ほかのメンバーから1ヶ月単位で色々な部署を回っている話がありましたが、私はそのジョブローテーションのチューターとして動いています。とはいっても、自分の部署のチューターではなく、「他の部署」のチューターに挑戦しました。ここが主体性の伸びた部分だと思っています。
これから身につけたいことは、第3の習慣「最優先事項を優先する」ことです。
研修の中で優先度は低いけれども、重要度が高いもの(第2領域)を 回しにせずに実行しようという話がありました。優先度の高いものから着手してしまうことが多く、実践ができなかったので、今後は第3の習慣に取り組んでいきます。
受講者K様
私はOさんにサポートいただく機会が多く、「私の話を受け止めて理解してくださるな」といつも感じています。
――皆様貴重なお話をありがとうございました。
一番大事にしていることは、第1の習慣 「主体的である」ことです。
具体的には、営業というメイン業務だけでなく、社内プロジェクトのマネジメントもサブ業務として担っています。
私のマネージャーが積極的に新しい業務へ取り組める環境をつくってくださる方で、とても感謝しています。挑戦できる環境であるからこそ、主体的に行動ができていると感じますね。
そのプロジェクトマネジメントを通じながら、必要なスキルや知識はもちろん、「相手を理解する」ことにも重きをおきながら活動しています。グローバルなメンバーも多く言語や価値観の違いもありますが、理解をすることから始めています。
加えて、普段メイン業務ではEC関連のサービス展開をしています。ECサービス導入だけでなく、全体的なプロモーションも行っています。
プロモーションは、何かを1つやって伸びるわけではないので、いくつかのプロジェクトを複合的に進めていきます。そのため、プロジェクト管理や施策はかなり複雑です。
そこで、第2の習慣「終わりを思い描く」であったように、計画に沿いながら進めていくことを意識しています。いつまでに何をやるかを決め、ガントチャートでタスクを細分化しながら取り組んでいます。