目的主要なフランチャイズ事業を担うスーパーバイザーのメンバーに、再度役割・仕事観の意識づけを行い、チームや組織で高めあう風土を構築したい。

【前編】ベテランになった今こそ「主体的」でありたい。研修を通して「自分には何ができるか?」を真剣に考えるようになった。

対象者層
  • 一般層・中間職・管理職

PROFILE

株式会社 クレバリーホーム【前編】

業種
フランチャイズ事業、住宅事業

今回お話を伺った株式会社 クレバリーホーム様は、「品質や性能に妥協することなく、コストパフォーマンスに優れた高品質の住まいを全国の加盟店様にお届けしたい」という住まいづくりへの想いから、フランチャイズ事業が誕生し、現在、北は北海道から南は九州・沖縄まで、全国に150店舗以上の営業拠点を展開しています。
今回は、フランチャイズ事業を担うスーパーバイザーの皆様に、7つの習慣®研修やフォローアップ研修において学んだことや気づきを共有いただきました!なお、フォローアップ研修では、スーパーバイザーとしてあるべき姿や役割の確認、加盟店様に対する使命感「カスタマーステートメント」の作成を行いました。これらは7つの習慣の中で第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」に紐づいています。

この事例のポイント

自分のパラダイムを変えることを意識した結果、加盟店様との関係性にも変化が見られた。

ありたい姿を実現するために「自分には何ができるか?」を考え、主体的に行動できるようになった。

・経験を積みベテランになった今だからこそ「主体的」でありたい。
・ネガティブな話も主体的な言葉に置き換える。
・加盟店様のために、自分がすべきことを自分で選択する。
・苦境の中、「影響の輪」に集中。壁を乗り越えたその先が今は見える。

INTERVIEW

先入観にアラームをかける。自分のパラダイムを変えることを意識した結果、加盟店様との関係性に変化が見られた。

― 早速ですが研修の学びや気づきなど、率直な感想を教えてください。

受講者Y様

以前7つの習慣®の本を読んだことはありましたが、今回の研修で改めて内容がスッと入ってきました。7つの習慣®の細かい内容も実践ベースで学ぶことができて、多くの気づきがありました。

特に、第1の習慣「主体性である」のパラダイムシフトが印象的でした。今までは、どうしても自分が積み重ねてきた人生経験や価値観を優先する傾向がありました。

しかし、今は先入観へのブレーキ、新鮮な目で見る(パラダイムシフトする)ことを学び、日々に生かすことができています。1対1のコミュニケーショだけでなく、1対複数のコミュニケーションにおいて、パラダイムを意識できるようになりました。

―業務の中でこんな風に活用できたという、具体的なエピソードはありますか?

受講者Y様

そうですね。例えば、新しく担当になった加盟店様と話をする時、今までは自分のアピールばかりしてしまい、自分が話すことを優先してしまっていました。

しかし、今は「相手がどのようなこと望んでいるのか」、また「その実現のために私たちに何を期待しているのか」ということを理解する。第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」の共感による傾聴の姿勢を大切にしています。
その結果、加盟店様からの問い合わせの速度が上がりました。まずは加盟店様に「この人は話を聞いてくれる、理解しようとしてくれる」と思ってもらえることを目指しています。

経験を積みベテランになったら今だからこそ「主体的」でありたい。

ーそれでは次の方お願いいたします。

受講者H様

今回の研修の中で重要だと感じたことは、どんなことでも自分自身で選択し、責任を持つ第 1 の習慣「主体的である」です。こういう姿勢は、経験のない若い頃は自然に発揮できていたものです。

ただ、年数が経っていく中で様々な経験をして、「こういう時はこう対応すればよい」 というテクニックや勘が働くようになり、最近は主体的な姿勢を忘れかけていました。改めて振り返り、しっかりと向き合わなければいけないと感じました。

また、社外だけではなく社内のコミュニケーションも変えていきたいと思っています。チームや組織の中でメンバーが反応的になっているとき、「自分がどう発言し、行動するか」が重要です。

今まで私は、物事をはっきりストレートに相手に伝える言い方をしていました。しかし今後は、普段と違う言い回しや、相手が納得できる話し方をしていく必要があると思っています。

ーコミュニケーションにおいて以前と話し方を変えよう!と思ったきっかけは何かありますか?

受講者H様

そうですね。今回の研修ももちろんですが、1番は社外の様々な方を見てコミュニケーションスタイルを変えようと思いました。社外の働き方や業種の違う方と話す機会をつくっています。

そこで「こういう考え方もあるのだ」「これはこんな風にやっているから、うまくいっているのだ」ということに気づき、日々のコミュニケーションにも生かしています。

ネガティブな話も「主体的な言葉」に置き換える。新しいコミュニケーション方法を実践。

受講者N様

研修を受けた中で印象的だったことが2点あります。
まず1点目は自分を客観的に見直すことができた点です。カスタマーステートメントを決めるにあたり、今ここにいる他のSVの皆さんから自分がどう見えているか意見交換の時間をいただきました。

営業だった以前と、SV の今、自分の成長した部分や更に成長できる部分も認識しました。自信につながっただけでなく、その後自分の話し方や行動の仕方を意識することにつながっています。 

2点目は、「加盟店様の反応的な言葉も、主体的な言葉に変換する」ということです。立場上加盟店様の聞き役になることもあり、ネガティブな話になる時もあります。

ただそこで、ネガティブな話に乗っかるのではなく主体的な言葉に変換していくことを意識しています。第1の習慣「主体的である」の中で主体的な言葉を使う、とあるように 「この話を主体的な言葉に変えてみよう」「この人の考え方は○○という風にも捉えられる」と考えています。

担当の加盟店様のために、自分がすべきことを自分で選択する。

受講者K様

研修を受けて変わったと感じる部分は、 第1の習慣「主体的である」です。

実は、以前より嫌なことはできる避け、やるべきことはできる範囲で行うという傾向がありました。ただ、今回の研修で自分から考えて主体的に動くことが大切であるとわかりました。

何か問題や出来事が起こった時、反応的になるのではなく、主体的な選択をする。自分の業務で置き換えると、加盟店様の為になる選択をするということです。 日々の加盟店様とのやり取りの中では、「自分に何ができるのだろう?」 「どのように貢献できるだろう?」ということを意識しています。

現在、担当している加盟店様ごとにやるべきことは異なりますが、全ての加盟店様に共通しているのは「今本当に困っていることはどんなことか?」と 相手の課題や悩みを理解することです。

その結果、少しずつですが加盟店様と意見交換の機会が増え、営業の方からも相談をいただけるようになりました。

苦境の中、「影響の輪」に集中。ようやく壁を乗り越えたその先が見える。

受講者T様

研修期間、実は担当店舗の経営が厳しい状況にありました。自分のやるべきことが多く、かなりバタバタしていて、とにかく目の前のことでいっぱいいっぱいという日々でした。

その中、今回の研修で「スーパーバイザーの使命とは?」と 「SVとしての仕事のあり方や捉え方」を学びました。

そこから私が意識したのは「影響の輪と関心の輪」 です。第1の習慣「主体的である」の中で紹介される考え方です。私達本部はできることが限られています。ただし経営状況が悪化した加盟店様からご連絡をいただいた時は、「どうにかして前向きに自分ができることはないか?」 と、関心の輪にあるものを影響の輪に持ってきて、 自分に関われることがあるのではないかと考えていました。
その結果、少しずつですがようやく終わりが見えてきました。この春から引き継いだ加盟店様もおりますので、引き続き頑張ります。

――皆様、貴重なお話をありがとうございました。

 

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