INTERVIEW
正直、食わず嫌いしていました。
ー「7つの習慣(R)」研修を受ける前はどのような印象でしたか?
ごうだ様
自分はこれだけやっているのにという期待と、会社が期待していることにギャップ。評価してもらえない、という伸び悩みを感じていた。
ー受講前のお悩みや課題はありましたか?
ごうだ様
自分はこれだけやっているのにという期待と、会社の期待していることにギャップがあったので、評価してもらえない、という伸び悩みを感じていました。
会社が求めていることとか、自分が本当にやるべきこととかを考えるようになる前は、やった分だけ見返りを求めてしまっていたので、評価されないなと思っていましたね。
今は、適切な行動は適切に評価されると思うようになったのですが、本当に適切な行動を選択できるようになるまでは、評価されないので、自分はどうしたらいいんだろうと悩んでいました。
私にとってはちょっとずつ行動を変えただけなんですけど「あいつ、すごい変わったぞ」と言ってもらえる
ー研修を受けて、どんな変化や効果がありましたか?
ごうだ様
自分の中の行動にぶれがなくなったと思っています。
あれもこれもではなく、効果的なことだけちゃんとやるようになって、そこから、あいつこの研修を受けていたからじゃないかと言ってもらえるようになって。「あいつ変わったぞ」と思ってもらいやすくなったのはすごく感じていて。
私にとっては少しずつ、ちょっとずつ変えただけなんですけど、「あいつ、すごい変わったぞ」と言ってもらえるのは、そういうことだと思います。もし、この研修を受けずに、違うところでまた同じことをやっていたとしても、ぶれの中の一つじゃないの?と思われていたと思います。
以前の私は、色んな所に目を光らせていたみたいなところがあって。あっちの現場のあの子はどうなんだ?とか、自分の現場のこの子はどうか?とか、あの人のモチベーションが低いぞとか、ワーワー言っていたんです。
そうやって、いろんな立ち回りをしていたつもりでいたんですけれど、自分に求められている範囲と会社から求められている範囲のリンクを考えるようになってからは、自分の「影響の輪」に外にあるものに対しては、やることじゃないな、というのが分かりました。会社の期待にどうやって答えていったらいいかと考えられるようになりましたね。
上司からは、「クリティカルなことをやれるようになってきた」という部分を好評いただけるようになってきたと思います。
「傾聴」も意識しています。相手の求めていること、困っていることを決めつけずに、ちゃんと傾聴して聞いて、合意をとって、ということが本当に大事だと痛感しています。これまではこのプロセスが中途半端でした。
たとえば、会社がセキュリティ関連で困っていた時に、自分がやりますと手を挙げて、文章関連を作ったんですね。でも会社が求めていたことは、作って終わりではなく、運用の流れや月一の講習もやってほしいということ。でもこちらとしては「作りましたよね、これ以上何がありますか?」という感じで。相手が求めていることは、その先のあと50点足りなかった、みたいな感じですね。
日々の業務でも、相手が言おうとしていることを遮って、自分が答えを言ってしまうことが結構あったんですよ。自分はそれなりに知識があって、判断する立場だったので、Aさんが何か言ってきたら、こうでしょ、と言ってしまっていた。
今思えば、あんまりいい人間関係が築けていなかったなと思っています。それって、どうしてそう考えるの?とかちゃんと聞いてあげるのがとても大事だと思っていて、そういう一歩引いた自分、というのを作れる様になったかな。
本当に相手の話を聞いて、求めていることに答える、ということは大事だなと感じていて、行動の指針になっています。
それを通じて、信頼口座じゃないんですけど、相手と自分の関係性を一つの会話からちゃんと構築することを心がけるようになりました。仕事の中でも一つの会話のやり取りが、その場だけの業務的なものだったら、やっぱりおもしろくないなと思うようになって。
受け答えの中で相手の成長に何を返せるか、というところを考えるようになりました。それが、相手がうれしいなと思うことであれば、自分の信用貯金をためることになると分かったのでそれを心がけて、一つひとつの機会を大事にするようになりました。
いろんな職種や立場の方たちとのディスカッションで、視野が広がる
ー研修で印象的だったことをお教えください。
ごうだ様
今まで、「7つの習慣(R)」とか、哲学的なこととかやったことがなかったのですが、この研修では、行動しなくてはいけないことが分かりやすい言葉にまとまっていたんですね。その一つひとつがガツンときました。
なるほど、これはこういう言葉になるんだなと。自分がしてきた行動は、こういう風にまとめられちゃうんだな。こういう影響の輪という考え方でいくと、いままでの自分の行動が整理させられてしまうんだなと衝撃を受けました。明文化されているとろがとても良かったです。
自分が伸び悩んでいたという自覚がすごくあったので、ああ、こういうことかと、素直に受け入れることができました。研修では、過去からの知見を体系的に教えていただけるとてもいい場だなと、思いました。考え方を整理する研修になったと思います。
実際に受けてみたら、講師の方のお話もとてもお上手だったし、Zoomを使ったブレインストーミングも1分とか2分とかでガーっと話すのも初めてで、すごい新鮮でした。
ご一緒させていただいたグループの方たちもよかったと思っていて。経営者の方や、部長・店長といった役職の方々と一緒になったのですが、そういった人たちの話を聞く機会が全くなかったので、良かったなと思っています。
自分は一介のSEなんですけど、経営者目線の人が言うことって、全然違うんですね。自分にとってはパラダイムシフトだと思っていたことも、そういう方たちにとっては普通のことかなという話がきたりすると、自分はまだまだだなあと、思ったりしました。
あの場でよかったなと思うことの一つが、いろんな職種のいろんな立場の方たちとディスカッションさせてもらえたということです。
研修を受けるまでは、何を知れるのだろうと思っていたくらいでした。
「7つの習慣(R)」に対しては、直属の上司が「7つの習慣(R)」に傾倒しているところはあったので、反骨精神というか、そんな簡単に私を変えないでくれと思っていました。
正直、そんな古い本読む価値あるのかよとか、食わず嫌いというか、自分は自分のやり方でやってやると思っている部分もありましたね。
ちょうど受けたタイミングがテレワーク中だったので、2日間くらいだったら業務調整できるし、渋々受けた感じでした。